ごあいさつ

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代表取締役社長 中村 孝人

コージンバイオ株式会社は1981年にコージン株式会社としてスタートを切りました。会社名の『コージン』は考える人(考人)の組織集団であるというコンセプトで、バイオテクノロジーの技術をビジネスとしてどう産業に活かすかを日々探究しております。

設立当初は微生物検査に使用する動物血液と血清、培地の製造と販売から事業を開始しました。当時、病院や研究機関では微生物培地を自分達で作っているところも多く、その培地の原料として動物の血液が必要不可欠であることに着目し、ウサギやヒツジ、ウマなど取り扱い品目を増やしていきました。

その後、それまで培ってきたノウハウを基にモノクロ・ポリクロ等抗体受託サービスを手掛けるとともに、微生物培地の製品ラインアップを充実させ、最近では細胞の培養に用いる組織培養培地の開発に特に注力して参りました。“KBM”ブランドとして多くのオリジナル製品を生み出し今日に至っております。

今、世界中で食の安全が問われておりますが、食品検査には微生物培地が使用されており、その数は年々増加傾向にあります。また、臨床分野での病原菌検査をはじめ、医薬品や化粧品等産業分野での製品検査など、微生物培地の需要は多種多様な業界に存在します。 

組織培養培地に関しても、再生医療や免疫治療、ワクチン製造などさまざまな場面で不可欠な存在となっており、今後ますます市場の拡大が見込まれております。

2014年に中国上海に弊社子会社である『高金生物科技(上海)有限公司』を設立しました。そして、2015年に上海に培地生産拠点を移し、康宁生命科学(吴江)有限公司社【Corning Life Sciences(Wujiang)Co.,Ltd】と製品販売供給に関する業務提携を開始致しました。これを機に、なお一層のグローバルな事業展開を諮って参りたいと考えております。

これからも社員一同『顧客第一主義』での製品開発を、また、『品質第一主義』での製品製造を心がけ、『コージン』の名の下、バイオテクノロジーの発展に貢献して参りたいと思います。

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