KBM 変法卵黄加マンニット寒天培地

使用目的

“KBM”変法卵黄加マンニット寒天培地は、卵黄反応及びマンニット分解性を鑑別点とした、Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)の選択分離培地です。

 

特長

1.選択剤及び高濃度に添加された塩化ナトリウムにより、ブドウ球菌以外の大部分の細菌は発育が抑制されます。

2.従来の卵黄加マンニット食塩寒天培地と比較して塩化ナトリウムの量を低減しています。そのため発育困難であった損傷菌なども旺盛に発育するようになりました。

3.卵黄が添加されているため、卵黄反応による鑑別が可能です。S. aureusは卵黄反応陽性の為、発育部周辺を白濁させます。

4.S. aureusはマンニット分解菌のため黄色コロニーを形成します。マンニット非分解菌はコロニーがピンク~赤色になります。

 

組成

(精製水1Lに対して)
ペプトン……………………………………10.0g
肉エキス …………………………………….5.0g
マンニット …………………………………10.0g
塩化ナトリウム ……………………………40.0g
塩化リチウム………………………………..5.0g
フェノールレッド …………………………..0.025g
寒天 ………………………………………..15.0g
選択剤 ……………………………………….0.025g
卵黄 ………………………………………..20.0mL
pH7.4±0.2

品番43000
容量10枚
価格1,800円
保存方法冷暗所(2~10℃)
有効期限180日

ダウンロード

パンフレット